カメラ転売の仕入れをしていると
仕入れするか、仕入れしないか、
悩む局面ってあると思うんです。
そのような時に、長期的な本質的価値を今一度整理すると
判断に迷わなくなります。
先ず何事にも言える事になってくるのですが、
短期的には損失でも、長期的な価値を取った方が将来に
わたって大きな価値になる事は
絶対的な法則になってきます。
例えば
ダイエットで、甘い物を食べると短期的には幸せになりますが、
長期的には、健康を害したりします。
健康になった方が、長期的な資産になるのは言うまでも無いですよね。
自己投資の例にしても、
短期的にはお金が無くなりますが
長期的には、知識経験が手に入って何倍ものリターンを得る事ができます。
万が一、リターンが得れなかったとしても
長期的に人生長い目で見ると、経験が増えて引き出しが増えますよね。
この引き出しを、違う分野で発揮する事も可能になってきます。
このように、目先の短期的な価値よりも
長期的な価値を得た方が、より大きなリターンになってきます。
しかし、
人間の脳というのは、短期的な事を重視する傾向があり
短期的なデメリットを避けようとする傾向があるのが
人間の脳です。
これは何故かというと、損失を避けようとする方が感情が大きく動き
過大評価する傾向にあります。これが(プロスペクト理論)とか言ったりします。
また、原始時代の名残りから生き残る為に
脳は現状維持を好むようにできているのも、そうです。
なので、
仕入れするか
仕入れしないかを
悩んだ時というのは、
仕入れ無い
という判断をしてしまう傾向にあります。
それは、
もし仕入れした場合に短期的な小さなデメリットを重視するように
脳は出来ているからです。
カメラ転売の例を上げると
資金がかかる
赤字リスクが上がる
在庫リスクが上がる
のを、
過大評価して考えるようになります。
ではこの場合の、長期的なメリットとは何になるでしょうか?
データが溜まる、経験値が溜まる、知識が増える
です、この長期的な資産が溜まれば、
先ほどの
短期的なデメリット
資金がかかる
赤字リスクが上がる
在庫リスクが上がる
を将来にわたって長い間
全て消す事ができるようになります。
なので、合理的な判断を下すなら、
データが溜まる、経験値が溜まる、知識が増える
を選ぶ必要があるという事になります。
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