今回はカメラが売れる時、売れない時という事で
解説していこうと思います。
世の中には動きがあって、ものが売れる時期と
売れない時期というものがあります。
これを予め理解しておくと、無駄に焦る事も無くなり
今後何か月後かを、見通して
自分がどのように動けばよいかが、わかってきます。
「二八（にっぱち）」って聞いたことありますでしょうか。
小売り業であれば、2月と8月は売りあげが下がるという動きがあります。
これは経済産業省の統計にもでてました。
この世の中の動きがわかっていると
どのように動けば良いかがわってきます。
まず売れない時期というのは、同時に相場が下がりやすい時期でも
あるので、仕入れがしやすくなるんです。
例えば2月と8月は積極的に仕入れに集中して
良質な在庫補充をする事で、3月4月5月と9月から年末にかけて高値で売るとか
という戦法を取る事ができます。
3月4月5月は、卒業式、入学式、運動会、ゴールデンウイーク
などのイベントがるので、高値で売れる事が多くなります。
9月～年末12月にかけては
紅葉の季節がはじまり、年末は年末商戦がありますよね。
ご存知のとおり
年末は1年で一番物が売れる時期になります。
このような戦法をとる事ができます。
一番やってはいけない事が、
安定した売り上げを上げようとして
2月も8月も売ろう売ろうと考えて
頻繁に値下げをしてしまう事です。
頻繁に値下げをしてしまえば、
当然利益も減ってしまいますし、何より在庫が減ってしまう
事が一番大きいです。
薄利で売ってしまったものの、在庫が減ってしまい
9月から年末にかけて高値で売れるにも関わらず
在庫が無いという事が起こってしまいます。
なので、8月は在庫補充仕入れに集中して
12月までに、高値で売っていけば良いという
考えだと上手く行きます。
１つ僕の例を上げさせていだだきますと、
今も同じような戦法ですが
カメラ転売の駆け出しの頃に
8月位から、仕入れ量を増やしていって
12月に全て売り切るというやり方をしていました。
8月から仕入れた物を、すべて相場の高値で置いて
年末まで売らなくても良いという考えでした。
それまでに、たとえ売れてしまったとしても
大きな利益がでて、資金も回るので
それはそれで、良いんですね。
当然そのような考えだと在庫は残ってしまうので、
12月に、たまりに溜まった在庫を
少し値下げをしながら、売り切っていました。
12月は1年で一番物が売れる時期なので、
大量の在庫がはけていきました。
カメラ転売開始して1年目にも関わらず
1か月で120個程売れて、月商300万円にまでいきました。
このようにして、世の中の動きを理解すれば
今どのような動きをして、どのような心構えをして
いけば良いかが分かってきます。
少しでもご参考になれれば幸いです。
コメント