カメラをリサーチする時に必須なのが
オークファン(ヤフオクの過去の落札相場履歴を確認する)サイトを使うのは必須なんですが。
オークファンのサイトをすべて鵜呑みにして、仕入れを行ってしまうと
オークファン通りに仕入れたにも関わらず、オークファン通りの結果にならなかったりします。
新品商品なら、相場というのがハッキリしているので
オークファン通りの結果になりますが、
中古だと相場が曖昧なので同じ結果がでなかったりします。
何故オークファン通りの結果がでないのか?
その原因は様々な理由がありますが、
まずオークファンの履歴は、あくまで過去の履歴にすぎないという事です。
それが現在にも全く同じ結果にならなんです。
現在には状況も変わっているかもしれませんし、
単純にタイミングもあります。
出品から、どれぐらいの時間経過で売れたのかとか
入札が入っている状況にもよります。
一件も入っていなかったのかとか、
数件入ったのかとか。
履歴の出品者と自分のアカウントが全然違うからという理由もあります。
評価などですね。
また説明文や写真の取り方、商品の細かな状態や付属品などでも相場が
変わってきます。
そういう色々な要素が絡みあって、落札価格が決定されていきます。
こういう曖昧な相場なので、爆益がとれたり
その分仕入れをミスってしまうと赤字になるリスクもあります。
なので仕入れる時は、最初は厳しめに仕入れる方がよいのですが
一番大事なのが、自ら実際に仕入れてみて実験するという事です。
そうする事で自分のアカウントの状況からの
出品の仕方の状況、付属品の有無 商品の状態、などもすべて含めての
本当の相場というのが見えてくるわけです。
この本当の相場というのが非常に大切で、これがわかると
明確に仕入れ基準がつかめます。
オークファンの動きと違った動きが予測できるようになります。
この違った動きオークファンには掲載していない動きを
読む事が出来るようになれば、自信をもって仕入れ価格が分かってきます。
これを相場感っていったりもしますが、この相場感を養う事が
非常に大事だという事です。
この明確な仕入れ基準を知る為にも最初から大幅な利益を得ると考えるよりも
何度か、微益や微赤字を経験しながら実験のサンプルを積み上げてく事を
考える方が上手くいきます。
仕入れてから、どれぐらいの速度でウオッチやいいね
が付くか、どれぐらいの価格にすると売れるのか、売れないのか
などを細かく記載していくと、そのデータが資産になります。
中古品なので、場合によって相場が変わってくるので
仕入れた商品は細かく状況や状態などを記載していき
サンプル数が増えれば増える程、仕入れ価格が明確化してきます。
明確化する事ができれば、1番丁度良い価格が
分かってくるので、自信をもって仕入れができるようになってきます。
仕入れの時、ライバルとの競争になりますが、
自分の相場感での仕入れ価格が明確化していれば
無理に高い価格で買う事も無く、
安すぎる価格で仕入れようとして
全然仕入れができないという事も無くなります。
また、いちいち何度も仕入れ価格をリサーチする必要も無く
楽にもなってきます。
これがわかっていれば、最初から利益がでなくても
無駄に落ち込む事も無いです。
もちろん全く実験も無しに
一度も仕入れをしていない段階で
最初から利益をだす事も可能ではありますが、
本当の目利き相場感が付いていない段階で
簡単に利益がでるほど甘くはないです。
厳しい事を書いていますが、そこらへんは舐めないでいただきたいです。
独学であればなお更
最初から、
微益も微赤字もトントンでも売る必要も無く
痛みを伴わないで、利益だけ出すなんて事は難しんですね。
ここを理解していだだいて
この一見無駄に思えるような仕入れも、価値ある実験だと思えれば
思い切ってまずは一個仕入れする事ができるのではないでしょうか。
大丈夫です。カメラの場合は
最悪赤字でも致命的な赤字にはならないので
思い切って一度仕入れてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
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